2013年8月28日水曜日

OCDの治療プロセスにおける脳活動の非連続性:反復的なfMRIと自己報告の相反した結果


Discontinuous Patterns of Brain Activation in the Psychotherapy Process of Obsessive-Compulsive Disorder: Converging Results from Repeated fMRI and Daily Self-Reports  2013 Plos one

本研究では心理療法の過程における神経活動のパターンを検討した。インターネットベースのシステムで治療中の自己報告を収集した。dynamic complexityを時系列データの結果に適用した。変化の過程はdynamic complexityの変動によって示された。fMRIの反復測定は治療中も行われた。参加者は9名のOCD患者と健常者だった。症状を喚起するための課題は患者の個人的な対象から選んだ画像の提示であった。疾患と関連した神経活動は、一般的な不快画像と中性画像の時と比較した。治療と関連した脳活動(帯状回、DLPFC、島、頭頂葉など)において変化が現れる段階で見られた。この結果は、非固定的な変化が、自己組織化と治療的変化の複雑なモデルを支持する治療プロセスにおいて重要な役割を果たしていることを示している。

なぜこういう研究デザインになったのか何をやっているかよくわからないが、チャレンジングではある。
ぼちぼちやっていこう

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